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国際協力・結核国際情報センターからのお知らせ

公益財団法人 結核予防会 結核研究所 派遣前専門家研修事業 研修生募集要項

概  要: 多くの開発途上国で結核は死因の上位にあり、その改善のために日本からの技術協力が望まれています。特に昨今では、日本の技術・経験の活用がより期待される状況にあります。結核研究所では、各国からの技術支援への要請に応え、海外で結核対策の指導を行える若い人材を育成するために、研修などへの参加を通じて同研修の受講を通じて途上国結核対策への技術支援に関する知識技術を習得する日本人研修生を募集しています(※この研修生は、受講後の海外派遣を保証するものではありません)。

研修内容:
医師:
結核対策の知識・技術を習得し、活動モニタリング・効果評価手法について理解する。公衆衛生的結核対策に係る基礎知識や技術、結核に係る免疫学、細菌学、診断治療学に関わる講義の聴講、実習、討論、発表及びレポート作成などが内容に含まれる。

臨床検査技師:
塗抹、培養、遺伝子検査等すべてを網羅している。他にマネージメントに関するものや、教授法等も含む。

研修期間:
医師:2015年5月下旬頃から3ヶ月程度
臨床検査技師:2015年9 月下旬から2ヶ月半程度

研修会場: 結核研究所(西武池袋線清瀬駅より徒歩15分) http://www.jata.or.jp/outline_access.php

応募資格:
医師:
1. 日本での結核及び呼吸器疾患の診療経験または結核対策に従事したことのある医師。
2. 国際保健分野の業務経験を2年以上有する。
3. 受講に必要な英語力を有する(TOEIC730点,TOEFL550点[iBT79点],英検準1級あるいはこれと同等が望ましいが、それ以下でも点数によっては考慮されうる)。

臨床検査技師:
1. 当所が実施する国際研修コース(海外研修員対象で英語で行われている)に参加できること。
臨床検査技師対象「MDGs達成を目指した結核菌検査マネージメント」期間:10 週間(9 月 28日-12月5日)
2. 臨床検査技師としての経験年数:5年以上
応募者が多数の場合、以下に該当する方を優先します。
(1)細菌検査(特に結核菌検査)経験者
(2)開発途上国(特にアフリカ)での技術指導の経験者
(3)熱帯医学に関する研修等修了者
3. 英語による講義の理解・討論・発表・レポート作成ができること。特にTOEIC 730 点、あるいは同等以上であること(証明書の写[スキャン可]を添付して下さい)。

募集人数: 1名(注:医師と臨床検査技師1名ずつではなく、どちらかで1名)

身分および処遇: 結核研究所 派遣前専門家研修事業研修生
本研修生は結核研究所の所属となる。期間中、規定に応じ奨学金(日額7,600円 [所得税込])が支給され、研修宿舎が利用できる(1,150円/泊)。諸手当(通勤・住居・扶養等)は支給されない。

提出書類: 下記問合せ先に郵便または e-mail にてお送りください。郵便の場合は封筒に「派遣前専門家研修事業 研修生応募書類」と朱書きの上、提出して下さい。尚、各書類は日本語での記載をお願いいたします。

a. 履歴書(書式は問わない。これまでの経験や活動実績などを含めて記載する。)
b. 応募動機(800字以内)
c. 医師免許証または臨床検査技師免許証、修士や博士を取得されている人は学位記(公衆衛生修士号など)の写し
d. 語学力証明書の写し

提出期限: 2015年5月21日(木)必着

選考方法: 書類選考を実施し、必要に応じて後日面接(電話面接含む)を実施する。
最終的に5月下旬に採否を決定し、結果は本人に直接連絡する。

書類提出先: 〒204-8533 東京都清瀬市松山3-1-24 
結核予防会 結核研究所 国際協力・結核国際情報センター 国際研修科 
担当 小田有里子yoda@jata.or.jp、平尾晋hirao@jata.or.jp
TEL: 042-493-5711(代表) FAX: 042-492-4600
(本研修に関するお問い合わせはe-mailでお願いいたします)

2015/05/01