国際協力・結核国際情報センターからのお知らせ
（開催案内）5月31日 シンポジウム「アフリカの結核をゼロに！」
横浜で6月1日から開催されるアフリカ開発会議（TICAD V） の公式サイドイベントとして、
シンポジウム 「アフリカの結核をゼロに！」を開催致します。
是非ご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
◆アフリカの経済的な開発と社会の安定のために、健康問題の解決は最重要課題の1つです。
WHO指定の結核高負担国22カ国中、9カ国がアフリカに属し、
世界の結核対策の大きな課題であるHIVと結核の重複感染の80％はアフリカで発生しています。
高齢化が進むアジアの結核と異なり、アフリカの結核は若者が多く、
働きざかりの人々の命を奪い、経済的、社会的に影響を及ぼします。
結核問題が健康問題として、いかにアフリカの安全保障の確立と成長にとって
大きな負荷となっているのか、この問題解決のために日本が協力できることは何かを考えます。
その協力推進の中で、ポストミレニアム開発目標を展望し、
結核対策の経験をアフリカのユニバーサルヘルスカバレッジ達成にどのように繋げうるのかを
ケニア、スーダンの結核対策官の経験、日本の支援の現場の経験、技術革新等、
様々な視点を通して議論します。◆
【日時】2013年5月31日（金） 午後3時～4時30分
【会場】パシフィコ横浜アネックスホール B会場（Ｆ201）
【主催】公益財団法人結核予防会、認定NPO法人ストップ結核パートナーシップ日本
※使用言語は英語のみです（通訳はありません） ※参加費は無料です。
【お申し込み】
お名前・ご所属・連絡先を明記の上、E-mailまたはFaxにて事務局までお申し込み下さい。
申込先：<事務局>ストップ結核パートナーシップ日本
E-mail ticad5tb.event@gmail.com Fax 03-5980-8267 Tel03-5282-3010
【お問合せ】
結核予防会 Tel 042-493-8113
ストップ結核パートナーシップ日本 Tel 03-5282-3010
【プログラム】
◆座 長 石川 信克（結核予防会結核研究所長）
◆シンポジスト
アゲレ・オニャンゴ・エリウッド（ケニア公衆衛生省州ハンセン病・結核・肺疾患対策官）
ケニアにおける結核の状況
アブドラハマン・アブドラル・モハメッド・アバディ（スーダン北部州保健省結核対策官）
スーダンにおける結核の状況
村上 邦仁子 （結核予防会結核研究所国際協力・結核国際情報センター国際研修科主任）
ザンビアにおける日本の貢献 –TICAD IVの成果から-
保富 康宏 （独立行政法人医薬基盤研究所霊長類医科学研究センター長/三重大学大学院医学系研究科教授）
日本発の技術貢献：ワクチン
糀谷 伸一 （栄研化学株式会社研究開発統括部長付部長）
日本発の技術貢献：診断法
尾身 茂 （独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構理事長/名誉世界保健機関（WHO）西太平洋事務局事務局長）
世界の保健政策の視点から
◆ゲストコメンテーター
イボンヌ・チャカチャカ （南アフリカ歌手/感染症問題活動家/企業家） 感染症問題活動家の視点から