−結核予防会では海外で結核対策に従事できる人材の登録を行っています-

 世界人口の3分の1が感染している結核。その大部分の患者さんたちは経済的に恵まれない発展途上国に暮らしています。多くの国で結核は最大の感染症として人々の健康を侵し、社会経済の発展の妨げとなっています。ところが貧困に悩むこれらの国では十分な対策を推進することが難しく、日本をはじめとする先進国に援助の要請が来ています。世界の結核問題に対するわが国の支援の歴史は長く、結核予防会では現在までにフィリピン、ネパール、バングラデッシュ、カンボジア、イエメン、パキスタン、アフガニスタン、ミャンマー、ザンビア等の国々の結核対策に、さまざまな技術支援を行ってきています。

 結核予防会では、世界のニーズに迅速に対応するために、人材の登録を行っています。人材のロースター制度により、派遣のニーズがある時に連絡を取らせていただき、あなたの履歴と希望に応じて海外への派遣が行われます。

応募資格:
 1) 医師(公衆衛生、内科、呼吸器科、感染症科)
 2) 臨床検査技師(細菌検査の経験を有す)
 3) 公衆衛生業務に携わっている専門家(公衆衛生修士を有する保健師、放射線技師など)
 4) 開発・コンサルタント業務専門家

 ● 英語でのコミュニケーションが可能であること
 ● 海外における業務経験があることが望ましい
 ● 心身ともに健康な男女


研修制度:  世界の結核対策と国内のそれにはさまざまな相違点があります。また国際保健に必要な知識・技術も少なくありません。そこで結核予防会では希望に応じて、派遣前技術研修を行います。研修は東京都清瀬市の結核予防会結核研究所で実施されます。

ロースター(登録)制度: 
関心のある方は、まずあなた自身の履歴書をお送りください。 添付の履歴書式を利用し、下記e-mailアドレスへ添付ファイルでお送りください。あなたの個人データはロースターに登録されます。個人情報の管理は厳格に行われますので心配はありません。その上で世界のニーズに応じて、人材の選考が行われます。 すぐに派遣可能な方、現在は難しいが将来は可能性のある方等の、個別の状況に応じた対応がなされます。尚、登録後に必ず海外派遣が保証されているわけではありません。
履歴書送付先:  結核予防会結核研究所国際協力部人材募集係 (e-mail:jinzai@jata.or.jp)
連絡先:

結核予防会結核研究所国際協力部
東京都清瀬市松山3-1-24
ご質問等はこちらまで:e-mail: inter@jata.or.jp

履歴書書式
注:直接ここに書き込まず、一度ダウンロードして必要事項を入力後改めて上記の送付先にメール添付して送信ください。
履歴書以外のファイルは添付しないようお願い致します。



updated 09/04/21