7.普及・啓発事業

北海道   東北   関東   東海北陸   近畿   中国四国   九州   沖縄  

北海道

小児結核予防対策事業
(1)


(2)
パンフレットの作成、配布
新生児をもつ家庭を対象に、BCG接種の必要性と安全性、結核についての知識を記載したパンフレットを作成、市町村を通じて新生児健診等の際に配布。
ツ反、BCG接種の手技指導
陽性率が特に低い3町村に対し、保健所及び(財)結核予防会北海道支部の職員を派遣し、BCG接種の手技について実技指導を行い、陽性率の向上を図った。
効果: ・BCG及び結核についての正しい知識の普及が進み、接種率の維持・向上が図られる。
・予防接種の適正かつ効果的な実施が促進され、陽性率が向上することにより、小児の結核発病を抑制することができる。

札幌市

1.結核予防週間啓発事業
市内の交通機関に結核予防週間PRポスターを掲示し、結核予防週間を周知するとともに、結核健診受診を勧奨した。
効果: ・交通機関にポスターを掲示し、結核が撲滅されていないことを周知することは、市民に対する効果的な啓発が行えるとともに結核健診の受診を促すことができる。
・集団施設に対しては、結核健診に対する意識の改善を図ることができる。
・学校等においては、教職員を含め在校生に結核予防思想の啓発普及が図られる。
2.24時間テレビへの出展
札幌テレビ放送が実施する「24時間テレビ」に出展し、来場者に対し啓発品(ポケットティッシュ)配布し結核予防思想の啓発普及を図るとともに、結核健診の受診を勧奨した。
効果: 来場者に対し、効果的な結核予防思想の高揚が図られる。

小樽市

接客業従事者に対する結核予防啓発事業
理容室従事者が結核を発病し、排菌したまま接客したため客を含めて接触者健診を実施した例があり、経営者等を対象に結核予防に関する講習会を開催。欠席者には当日使用の資料を送付。
効果: 本事業の普及啓発による理美容室での蔓延防止及び知識の向上が図られる。

函館市

1.結核予防講習会
今回は「結核緊急事態宣言」が発表されたことにより、この内容についてより多くの市民に啓発するため、「結核緊急事態宣言−結核とはどんな病気−」をテーマに市民健康まつりでとりあげた。結核病床を持つ病院の呼吸器科医師による講演会を実施した。
効果: 「結核緊急事態宣言」の内容について市民にわかりやすく周知し、正しい知識の普及により住民の発症防止が図られる。
2.一般住民啓発事業
昨年度と同様に広報紙に掲載するほか、リーフレット・風船・標語入りティッシュの配布、電光掲示板の活用や保健所庁舎の垂幕等により、健康診断受診を勧奨し、結核予防について、テレビ・ラジオ等により一層アピールをした。
効果: 結核予防に対する意識の向上が図られる。
3.乳児・学校等啓発資料配布(結核健康診断・結核予防接種対象者啓発事業)
乳幼児のツベルクリン反応時に配布、また、小中学校の結核健康診断の実施に合わせリーフレットを送付し、保護者にツベルクリン反応・BCG接種の意義について理解を求めた。
効果: 勧奨接種である結核予防接種(BCG)の意義を保護者に周知することにより、接種率の向上が図られる。

青森県

予防知識の普及啓発事業
9月の「結核週間」を中心に市町村の健康まつり等のイベントを活用し、一般住民に対し結核予防に関する知識の啓発を行った。
パンフレットの配布、広報媒体による広報、新聞広告、街頭キャンペーン。

岩手県

結核予防PR活動等
(1)

(2)
(3)
(4)
市町村の健康まつり等の一般住民が多数集まる場を利用し、結核予防コーナーの設置等により結核予防のパネルの展示、パンフレット等の配布
市町村、県の広報誌やテレビ、ラジオ、有線放送による結核予防PR
旅客バスやJR駅構内等への結核予防ポスター掲示
高校生や一般住民への健康教育
効果: ・最近関心が低下している結核について、再興感染症として再び注目されていることを住民に情報提供する機会となり、結核の早期発見並びに予防への住民の意識の向上の一助となる。
・結核に対する知識の普及が結核対策推進の大きなステップとなり得るので、引き続き事業の実施を展開する必要がある。

宮城県

一般住民等に対する普及啓発活動
結核予防のポスターを作成し、交通広告を行った。
効果: 一般県民に結核の存在をアピールできる。

仙台市

1.啓発普及活動事業
(1)

(2)
(3)
市内公所・交通機関等にポスターを掲示する。
定期外健診受診勧奨懸垂幕を区役所に掲示した。
健康まつり等において、パンフレットを配布し、結核予防パネルを展示した。
結核患者用のパンフレットの作成・配布
効果: ・結核予防に対する知識の普及啓発
・定期健診の受診率を高める。
・結核の発病当初、風邪の症状と思い込み、やがて重症となる事例があり結核の早期発見には受診率の向上と結核予防の啓発普及活動を行う必要がある。
2.普及啓発事業
(1)
(2)
自治会を通じ全世帯へリーフレットを配布することによって啓発普及を行った。
保健センター等の窓口にも市民配布用に備え置いた。
効果: 知識の高揚により健康診断の受診率の上昇等につながり、結核患者の早期発見・早期治療に資する。

秋田県

結核予防週間のPR
結核予防週間中、新聞広告、看板、懸垂幕、新聞、電光ニュース、チラシ等による健診の啓発促進を図った。
効果: 結核に対する一般住民の関心が薄れ、過去の病気であるとの認識が定着しつつあることから、県全域に対する結核予防の啓発普及を徹底することにより、定期健康診断の受診率の向上と、罹患率・有病率の改善が図られる。

秋田市

ポスター、パンフレット等による啓発普及活動
結核予防への関心を高めるため、関係機関へポスター、パンフレットを配布し、また、結核予防週間中に、看板、懸垂幕、新聞、広報あきた等による健診の啓発促進を図った。
効果: 結核に対する一般住民の関心が薄れ、「過去の病気」としての認識が定着しつつあることから、結核予防の啓発普及を徹底することで、定期健康診断の受診率の向上が図られ、結核患者の早期発見につながる。

山形県

1.啓発普及事業(パンフレット・リーフレット等による啓発)
(1)
(2)
パンフレット・リーフレット等を作成し、一般県民に対し配布した。25,000部
啓発用ポケットティッシュを購入し配布した。25,000個
2.啓発普及事業(キャンペーンによる普及啓発)
キャンペーンによる啓発(8回)
結核予防週間に合わせ、各種イベント等を実施した。
3.啓発普及事業(結核情報誌の発行)
結核情報誌の発行を行った。5,000部
4.啓発普及事業(TVスポットを用いた健診受診勧奨)
啓発用CFを製作し放送した。(民放4局 延べ560回放送)
ケーブルTVによる放送を行った。(2回 延べ300回放送)
効果: 結核に対する正しい知識の普及、定期健診の受診率の向上といった基本的な結核予防意識の向上を図ることができる。
5.啓発普及事業(ポスターによる啓発)
ポスターを作成し、関係機関に対し配布した。
効果: 結核に対する正しい知識の普及、定期健診の受診率、結核予防意識の向上を図る。

福島県

結核標準化医療普及啓発事業
書籍の配布
効果: 標準化医療の県内における普及啓発状況についてデータを収集し、継続的に働きかける機会となる。

郡山市

1.外国人への啓発・相談事業
(1)
(2)
(3)
住民登録時に啓発チラシを配布
国際交流サロン等窓口に啓発チラシを設置
外国人相談窓口の設置
効果: ・外国人の健診等の受診率の向上
・日本人の生活においても健康管理が図られ、結核の感染・発病を防ぐことができる。
2.結核予防週間啓発事業
(1)
(2)
(3)
(4)
結核予防パネルの展示
結核予防啓発パンフレット等の配布
健康相談
結核関係ビデオ放映
効果: ・結核についての住民への知識及び啓発の普及
・結核について予防接種や受診の必要性を住民が理解し、結核蔓延を未然に防ぐ手段がとれる。

いわき市

結核ポスター、リーフレットの作成
(1) 一般住民
@結核予防週間街頭キャンペーン チラシ300枚配布
A隣組回覧「結核検診のお知らせ」
B健康相談・健康診査会場での手作りポスター掲示
C広報いわき掲載「年に一度は結核検診」
D小中学生等及び一般住民に「結核」の二文字を認識させるため、結核ポスターを作成し、市施設、医療機関等に配布した。
Eポスター「パパ、ママぼくたちのBCG忘れないでね。」 200枚
F配布先 指定医療機関等159施設・支所等14施設
(2) 結核患者及びその家族
患者向け、家族向け、経過観察者向け等の結核予防(早期治療)に関するリーフレット及びパンフレットを作成し、当該者に面接時資料を活用して説明を実施した。
@パンフレット「結核?!でも心配しないで」 240枚
Aリーフレット「TB Letter」 200枚
効果: ・児童、生徒、一般住民、ハイリスク者に対し、結核について再認識を図る。
・住民自ら結核予防、早期治療の行動がとれる。
・結核患者の治療中断を防止し、結核患者からの感染を防ぐ。

栃木県

1.在日外国人結核患者への普及啓発事業
(1)
(2)
(3)
外国人結核登録者の発病から要医療まえの調査を行った。
真岡市及び近在の外国人の結核集団健診を実施した。
これまで行った健康診断の調査結果及びパンフレット等を活用して結核予防の普及啓発を行った。
効果: ・外国人結核登録者の発病から要医療までを把握することで、今後の外国人の結核対策及び結核管理の向上を図ることができる。
・外国人の集団健診及び聞き取り調査を行うことで、これまでの健康診断の状況を把握できる。
・パンフレット等を活用した結核啓発及び、住民健診や職場健診の受診指導を行うことで、集団健診の防止を図る。
2.結核知識普及啓発事業
第51回結核予防全国大会を(財)結核予防会とともに開催した。
 @名称:第51回結核予防全国大会
 A主催:栃木県、(財)結核予防会
 B期日:平成12年3月24日前後の2日間
 C場所:宇都宮市
効果: 一般県民をはじめ、行政担当者及び関係団体等に対し、結核に対する知識の普及及び予防意識の高揚が期待される。
3.結核医療知識普及啓発事業
結核に関する知識を再確認してもらうために、結核患者の診断技術向上のためのリーフレットまたは参考図書を配布した。
 配布対象者:県内医療機関
 配布部数:約1,500部
効果: ・結核の医療知識の普及により、短期化学療法が一層推進されることが期待できる。
・結核治療にあたる医師に対して、結核に関する知識を再確認してもらい、早期発見、早期治療に資する。
4.結核知識広報事業
県民に対し、結核が決して過去の病気ではなく、国内最大級の感染症であることを各種広報媒体を利用して普及啓発を行った。
 時期:結核予防週間
 広報手段:検討中(新聞広告、バス車内広告等)
効果: 広く県民に対し、「結核とはどういう病気であるか」や「結核の現状」など、結核に関する知識及び予防意識の高揚が期待され、さらに、健診の受診率向上や医療機関への早期受診が期待できる。
5.結核集団感染防止知識普及事業
(1)
(2)
患者に結核の正しい知識をもたせるための講演会
患者に結核の正しい知識をもたせるためのパンフレット配布
効果: ・結核に対する適切な対応や指導が可能となる。
・「結核とはどういう病気であるか」や「結核の現状」を啓発することにより、健診受診率向上や、早期発見・治療へと結びつく。
6.医療従事者等に対する普及啓発事業
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
精神病院管理者向けの研修会
看護師向けの研修会
医師向けの普及啓発
施設管理者向けの普及啓発
在日外国人への普及啓発
効果: 医療従事者等の結核への関心の低下が指摘されている中で、普及啓発を図ることによって、結核に対する注意を喚起し、結核に関する理解を深めるとともに、患者の早期発見、早期治療が期待される。

宇都宮市

1.結核知識普及啓発事業
宇都宮市内の介護福祉施設に従事する職員を対象とした講演会の実施
テーマ:「介護と結核」
講師:国立療養所東宇都宮病院副院長 岡田和久氏
効果: 結核新規登録患者のうち半数以上をしめる高齢者を介護する施設に従事する職員を対象とした結核講演会を開催したことにより、施設内における集団感染を未然に防止することができる。
2.結核予防全国大会開催補助事業
第51回結核予防全国大会補助
効果: ・大会開催により、地域住民の結核に対する関心を高めることができる。
・結核行政においては、今後の結核予防対策の将来に向けての方針や対策推進の諸方策を示すことができる。

群馬県

1.健康祭等への参加(前橋保健福祉事務所)
各市町村の健康祭等の開催に合わせ、会場の一部を借用し、結核予防の現状、結核予防の重要性、有症状時の早期受診等について、周知徹底を図った。
効果: 住民に結核に対する意識が芽生え、結核健診受診率の向上、早期受診等が期待できる。
2.健康祭・イベントへの参加(伊勢崎保健福祉事務所)
伊勢崎市が実施する健康祭やイベントに積極的に参加し、結核のセクションを開設して、パネルの展示、パンフレット等の配布及び結核に対する意識調査を実施した。
効果: 地域住民に「結核は決して過去の病気ではない」との意識を持たせることで、予防思想の高揚と結核健診受診率の向上を期待できる。
3.健康祭等への参加(藤岡保健福祉事務所)
市町村が開催する健康祭に参加し、「結核コーナー」を開設した。そこで、来場者に早期発見・早期治療の意義や予防対策の重要性について説明するとともに、結核クイズを行い、回答から住民の結核に対する認識や関心度を分析した。
なお、回答者には結核標語を印刷した景品や、パンフレットを配布した。
効果: 低下しつつある結核への関心を高める効果が期待でき、併せて地域住民の結核への関心度や地域特性を把握でき、今後の結核対策の参考となる。
4.健康祭等への参加(沼田保健福祉事務所)
各町村が実施する健康祭に結核コーナーを設置し、パネル展示、パンフレット等の配布を行った。
効果: 住民の結核に対する意識が向上し、正しい知識を得ることで、結核患者に対する偏見等を軽減できる。
5.健康祭等での結核予防啓発
結核予防に関するパンフレット7,000部を作成し、市町村、医療機関、学校、事業所に置き、来訪者等に配布した。
保健所敷地内に結核予防思想の啓発普及を目的とした看板を掲示した。
市町村の健康祭に参加し、結核に関するパネルを展示するとともに、結核健診の受診勧奨を行った。
効果: 地域住民に、結核健診受診の必要性と結核に対する正しい知識を周知することで、結核健診受診率の向上及び結核の早期発見が期待できる。
6.セスナ機による結核予防PR
結核予防週間や世界結核デーに合わせ、セスナ機を利用して、管内全域に結核予防を訴えた。
効果: 結核に対する正しい知識を啓発普及できる。

千葉県

1.結核患者及び保健所担当者に対する啓発
結核新登録患者にパンフレット「結核?!でも心配しないで」、外国人患者に対し「セキ・タンが止まらないときは 8か国版」を配布。
保健所結核予防事務担当者に「外国人のための結核診療ガイド」、「結核の統計1999」、「放射線技師のための検診マニュアル」を配布。
効果: ・患者の不安解消、治療脱落の防止
・職員の結核に関する知識向上による予防事務の質的向上を図る。
2.施設の健康管理者に対する結核講習会
結核予防の知識の啓発普及講習会
 @企業内の結核予防対策
 A結核患者発生時の対応
 B結核患者の人権保護
 C結核について
 D結核患者の対応
効果: 結核に関する正しい知識の普及啓発により、結核予防への理解が深まるとともに、定期健康診断の受診率の向上を図る。
3.病院に対する書籍及びパンフレットの配布
管内の21病院に対し「院内感染防止ガイドライン」を配布した。
結核新登録患者及びその家族に対し「結核とはどんな病気か」を配布した。
効果: ・医療従事者の結核に対する正しい知識の普及及び院内感染の防止
・患者の結核に関する正しい知識の普及啓発による治療脱落防止、家族健康診断の受診率の向上

千葉市

病院、保健師等に対する普及啓発事業
各対象者にそれぞれ啓発用書籍を送付し、結核対策等への注意喚起を依頼した。併せて病院及び診療所に対して、法22条及び23条による届出の期限内の届出を要請した。
効果: ・結核院内感染への注意喚起の徹底が図られる。
・市民、患者等への的確な指導が図られる。
・診断技術の向上により、結核患者の早期発見が図られる。
・法的期限内の届出が増えることにより、適切な業務執行が図られる。

東京都

一般都民等普及啓発事業
(1)
(2)
世界結核デー講演会の開催(東京都全域)
一般都民用普及啓発用パンフレットの作成
効果: 一般都民等に対する結核に関する正しい知識の普及啓発

品川区

結核予防啓発

神奈川県

普及啓発等事業
(1)

(2)

(3)
ポスター作成、掲示
有症時における健診受診勧奨のため、医療機関及び市町村、関係機関等にポスターの掲示を行った。
結核予防資料の購入
「結核の統計」等の結核予防資料等を購入した。
結核対策連絡会の開催
結核緊急事態宣言を受け、県内の医療、福祉、行政関係者の代表に出席いただき、結核の現状、県、各政令市の結核の状況について説明し、それぞれの立場での結核対策を依頼した。

川崎市

1.啓発普及活動
(1)




(2)
結核予防啓発用ポスター掲示
9月:結核予防週間
   市内の路線バス(3社713台)及び市内全域の掲示板・保育園他845ヵ所
3月:世界結核デー
   市内を走るJR線車内(約1,540枚)
結核予防啓発用広告の掲載
7月:JR川崎駅ポケットサイズ時刻表への掲載(10,000枚)
効果: 結核緊急事態宣言が出され、結核患者が増加に転じている中で、結核予防に関し注意を促すことができる。
2.地区講演会
各地区において効果的な健診を行うための連絡調整等の母体作りや、結核予防思想普及のための講演会を開催し、各団体関係者に対し知識の普及に努めた。
効果: 結核健診の円滑な実施及び結核予防思想の普及ができる。
3.結核関係図書の配布
図書の配布
効果: 研修等に参加できない職員等に対しても、最新の結核情報を提供することができる。

新潟県

結核予防思想の普及啓発
(1)

(2)
(3)
相川保健所管内各家庭にパンフレットを配布し、また、保健所の健診活動を通してパンフレットを配布した。
一般住民に対し、講演会を開催した。
市町村担当者に対し、研修会を開催した。
効果: ・一般住民に結核予防思想の普及啓発が図られている。
・市町村担当者が結核対策に対する最新の知識を習得する機会が得られ、有意義な研修となっている。

富山県

啓発普及促進事業
重点地区講習会等の開催
重点地区で開催される事業(フェスティバル等)への啓発普及
効果: 結核の知識の高揚及び健診受診率等の向上

富山市

啓発普及促進事業
(1)
(2)
(3)
(4)
管内全世帯の全戸配布
街頭でのパンフレット配布
各会合でのパンフレット配布
催しの場での啓発普及(パンフレット配布・パネル展示)
効果: 結核の知識の普及及び健診受診率の向上を図る。

石川県

1.啓発普及資料の配布
啓発普及資料の購入(作成)配布
@「結核?!でも心配しないで」 300部
A「結核予防ハンドブック」 2,000冊
B「検査室から−結核菌検査のはなし」 20冊
C「非結核性抗酸菌症の診断と治療」 20冊
D「結核の統計1999」 20冊
E「第4回国際結核セミナー 結核の院内感染予防対策の実際 パート2」 20冊
F「結核院内(施設内)感染予防の手引き」 1,110部
G「JATABOOK」他 11冊
効果: 啓発普及により、結核予防に寄与する。
2.職域における結核予防啓発普及基盤整備事業(南加賀保健所)
(1)

(2)
講話:「最近の結核事情」
講師:保健所保健師
講演:「職場におくる結核対策」
講師:南加賀保健所地域保健監 小林勝義氏
効果: ・職域における健康管理体制の現状と問題点の把握及び結核予防対策の徹底が図れる。
・職場での定期健診での、結核発見事例のほとんどが精検未受診であることがわかり、精検対象者への働きかけの必要性について、認識することができる。

福井県

各種広報活動事業
(1)

(2)


(3)
新聞広告による啓発
福井県内の地方紙2紙に広告を掲載した。
BCG接種勧奨パンフレット配布
県内全小学校1年生を対象にBCGの効果、接種勧奨を内容とする結核予防パンフレットを作成配布し、保護者のBCG接種に対する理解を得るよう努めた。
結核予防週間中に街頭にて受診勧奨のためのパンフレットを配布するとともに、電光掲示板、懸垂幕による広報を行った。
効果: ・結核に対する意識が薄れている中で、結核について考える機会を与え、結核予防を広く一般に広報することができる。
・小児及び保護者にわかりやすいパンフレットを用いて、予防に対する意識を植えつけ、予防接種率の低下を防止する。
・結核に対する正しい知識の普及と、結核健診の受診勧奨を広く行うことにより、健診の受診率の向上が期待できる。

山梨県

啓発普及活動事業
(1)
(2)
(3)
ポケットティッシュの配布
公共交通機関での広報活動(中吊り広告)
特定地域啓発用リーフレット配布

長野県

結核予防啓発事業
(1)
(2)
啓発チラシ配布 40,000枚
講習会開催
企業及び住民対象の衛生教育のあらゆる機会をとらえ、定期健診の勧め、結核予防のための日常生活等の講習を行った。
効果: 結核予防の意識を高めることに寄与する。

長野市

結核予防普及啓発事業
(1)

(2)
(3)
全戸配布の広報誌に結核予防に関する特集を掲載した。
また、回覧リーフレットを配布した。
高齢者及びその家族の指導に際し、パンフレットを配布し、正しい知識の普及・予防啓発を行った。
外国人向けに8ヵ国語でパンフレットを作成し、外国人登録窓口に備え、登録時に手渡すとともに、健康診断の受診勧奨を行った。
効果: 本事業により、市民に対し、結核に関する意識の高揚が図られる。正しい知識を得ることが早期発見、早期治療につながるとともに、感染防止に役立つ。

岐阜県

1.結核予防広報普及啓発
結核パンフレット配布等
効果: 県民が結核について再認識する機会となる。
2.結核予防モニター任命・研修事業(東濃地域結核対策重点プロジェクト)
結核予防モニター委嘱後、研修会を実施した。
「結核の現状について」
講師:共栄診療所 上野 喬氏
効果: 老人クラブの会員をとおして、地域での普及啓発を図ることができる。
3.結核予防広報普及啓発(東濃地域結核対策重点プロジェクト)
(1)
(2)
結核パンフレット、標語入りボールペン配布
新聞広告
効果: 結核予防知識の普及を図ることができる。
4.結核予防広報普及啓発(西濃地域結核対策重点プロジェクト)
結核パンフレット配布等
効果: 管内住民が結核について再認識する機会となる。

岐阜市

結核予防広報普及啓発
日刊紙・広報紙、ラジオ、テレビ等の各種メディアを活用し、啓発及び健診受診勧奨等を行うほか、啓発用パンフレットを節目健診対象者等に配布、また老人、婦人会、各種教室及び校区保健師による食品衛生協会講習会等の健康教育時にも配布・利用した。
効果: 各種メディアの利用、重点年齢層を対象とした啓発普及及び地域での健康教育を進めること等により、市民の結核予防の再認識と受診率の向上が期待できる。

静岡県

啓発普及教材の整備
最近の結核の状況を資料として配布した。また、統計資料やポスターの配布を行い、一般住民の意識啓発に努めた。
効果: 一般住民の意識啓発が促される。

静岡市

結核予防啓発事業
(1)





(2)
結核に関する各種パンフレットを購入し、市民に配布した。
@住民健診の受診者に配布した。
A住民健診再検査及び定期外健診、または患者家族への健康相談時等を利用し来所者に配布した。
B各保健福祉センターが実施する健康教育等の機会を利用。
Cその他保健所及び各保健福祉センターに常時配備した。
懸垂幕を作成し、普及啓発活動に利用した。
効果: 結核予防に対する普及啓発の推進が図れる。

愛知県

重点地区啓発
重点地区を選定して、結核予防週間を中心に結核に関するポスターを掲示するとともに、事業所、婦人会及び市町村等にパンフレットを配布して結核予防PR並びに健康教育に努めた。
効果: 健康診断及び予防接種の受診率が向上し、結核患者及びハイリスク者の早期発見が促進されるとともに、結核の各指標の改善が図られる。

滋賀県

1.結核予防啓発事業
病院等に結核の専門書を送付し、配備した。
効果: 一般総合診療において、いかに結核を疑い、鑑別し、診断を確定し、適切な治療を行うか等、実際の診療に直結する医学知識を普及させることにより、病院に勤務する医師の結核に関する診断治療技術の向上が図られ、結核予防対策が推進できる。
2.結核予防啓発事業
(財)結核予防会滋賀県支部に委託して実施した。検討会を開催してリーフレットを作成の上、対象者に配布した。
効果: 在宅介護の中心的役割を果たすヘルパー、民生委員等の結核予防に関する知識を普及させることにより、福祉関係者の結核に対する意識の向上が図られ、在宅介護を受けている者に対する結核予防対策が推進できる。
3.結核情報普及強化事業
結核情報等の提供を、あらゆる広報媒体を使用して広報し、健診の受診を促した。
最新の結核情報を随時取り込めるようホームページを作成し、開業医等に広く情報を提供した。
保健所単位等において集中的な講演会等を実施し、意識の啓発を行った。
効果: 集中的な啓発活動による成果を評価することにより、今後の啓発事業の在り方を探ることができ、結核に対する関心を高めることができる。
4.結核予防啓発活動
罹患率の高い地域の住民に対して結核の知識の普及・啓発用パンフレットを作成し、配布した。
効果: 住民の結核に対する知識が向上することにより、結核予防の意識が高められ、罹患率の低下につながる。

京都市

1.普及啓発活動事業
(1)

(2)

(3)

(4)
(5)
結核予防と住民健診受診勧奨のための普及啓発
ビラの全戸配布
結核予防と住民健診受診勧奨のための普及啓発
ポスターの地域掲示
全市啓発として、市バス、地下鉄での結核予防と住民健診受診勧奨のための普及啓発ポスターの掲示(平成11年5月1日〜5月7日)
小学校児童から図画を募集し、結核予防と住民健診受診勧奨のための普及啓発ポスターへの採用
結核予防啓発パンフレットを作成し、一般市民への結核予防思想の普及を図った。
効果: ・住民健診の受診率向上と、早期発見・早期治療により結核予防に資する。
・図画の募集を通じ、児童、保護者、学校関係者に対し、結核に対する再認識が図れる。

大阪府

1.結核蔓延地区(豊中市庄内地区)重点対策促進事業
(1)




(2)

(3)
健診受診勧奨啓発用パンフレットを庄内地域に重点的に配布し、結核に関する知識の普及と健診の重要性の認識を高めるとともに、保健所職員が積極的に住民と接触することにより、健康意識の改善を図った。
また、同地域は高齢者の割合が高く、健診を受ける機会の少ない住民が多数いると思われることから、保健所が同地域に出向き、定期外健診を積極的に実施した。
庄内地域に対し、住民健診の充実を図るよう豊中市に働きかけるとともに、地区内医療機関に地域の実情認識させることにより、患者発見時の迅速な対応など、保健所との連携強化を促進した。
庄内地域と市内他地域の結核登録者の現状についての比較研究をさらに進め、蔓延地域となった要因を探った。
効果: これらの事業を5年間程度同地域に重点的に行い、同地域の結核罹患率の有意な減少を図るとともに、他の蔓延地域対策への指針としていく。
2.若年者結核対策特別促進事業
(1) 府立高校における直接監視下短期化学療法(DOT方式)の実施
最近の保健所が実施した府内の高等学校における結核集団感染対策事例では、X線撮影検査の対象外である2,3年生が初発患者となっているケースがあった。
そこで、これら高校生に対し有症状時における受診の啓発と家族等の結核発生に伴う健診の結果、初感染結核(マル初)と診断された場合における確実な治療完了(6ヵ月間の服薬)が重要となってきており、今回本人及び家族の了解のあった者に対し、府教育委員会と連携の上、直接監視下短期化学療法(DOT方式)を実施した(3人実施)。
(2) 府内高校生等に対する啓発パンフレットの緊急配布
府内の高校生、専門学校生(約30万人)に対して結核予防のための啓発パンフレットを緊急配布し、結核予防知識の周知徹底を図った。
(3) 学校医等に対する研修会の開催((財)大阪府公衆衛生協会に委託)
学校における生徒の健康管理や学校健診において重要な役割を担う学校医等に対して結核に関する実務研修を実施し、もって健診等の効果的な推進を図った。
効果: 結核未感染者が多いにもかかわらず結核に関し知識や関心の低い若年者における結核発病を防止するとともに、結核予防知識の普及啓発を図ることができる。
3.啓発普及活動事業
一般府民に対して結核予防意識の向上を図るために、結核予防週間等に合わせてチラシ等を作成し、配布した。各保健所においては街頭キャンペーンとともに、実践的啓発として胸部X線撮影などの健診を実施した。
また、業態者を会員として組織する(社)大阪公衆衛生協力会に、会員の研修の実施を委託するとともに、会員の店舗に結核に関する小冊子を置き、一般府民が入手できるようにした。
効果: 結核の正しい知識の普及と定期の健康診断・予防接種の実施を促進することにより、結核の早期発見及び予防を図ることができる。

大阪市

1.結核普及啓発事業
結核予防週間中に街頭キャンペーンを実施し、正しい知識の普及を図った。
2.市民結核普及啓発事業
市民・外国人向けパンフレットを配布し、正しい知識の普及を図った。

堺市

啓発普及活動事業
結核予防週間中に街頭健診及び啓発活動を行った。
@街頭健診(市内1会場)
A同週間中、保健所における無料X線検査(5保健所、1保健総合センター)
B市内全高校生に対して、啓発パンフレットを配布した。
効果: 結核に対する意識が低下している昨今、一般市民に結核の現状と正しい知識を普及し、健康診断を実施することにより、結核患者の早期発見、結核予防意識の高揚を図る。

東大阪市

1.啓発普及活動事業
(1)

(2)
一般市民に対し結核予防意識の向上を図るため、予防週間に合わせて街頭無料健診・夜間健診・日曜健診を実施するとともに、リーフレット、ポケットティッシュ等の配布を行った。
日常的な啓発活動を進めた。
効果: 結核の正しい知識の普及を図り、健康診断等の実施の促進をすることにより、結核の早期発見を図ることができる。
2.医師に対する啓発普及事業

兵庫県

1.デインジャーグループ及びハイリスクグループに対する重点普及啓発事業
学校・保健所・塾等・サークル・教室の教員、障害者・高齢者施設の職員等のデインジャーグループのうち、障害者・高齢者施設及び近年同一集団から結核患者が2人以上出ているなど結核集団感染の恐れのある事業所・病院・施設の特定集団であるハイリスクグループに対して、重点的に結核の正しい知識の教育と普及啓発の徹底を行った。
効果: ・健康診断の受診率の向上
・結核の早期発見、早期治療
・次年度の高齢者予防内服者の選定
2.被災地における結核対策の強化
結核患者の監視体制の強化、結核の正しい知識の普及、被災地の結核患者への訪問の徹底を行った。
効果: 災害時による結核患者の増加については、因果関係は証明されていないものの、心身に受けるストレスなどのダメージは多大であり、被災地における結核対策を強化することで結核蔓延防止が図られる。
3.結核予防啓発モデル事業
日本患者同盟主催の「全国結核フォーラム」に合わせて、結核啓発事業について(財)兵庫県健康財団に委託し、全国・近畿広域圏のモデルになるような事業内容とした。
(1)結核予防に関する講演
(2)結核予防シンポジウムの開催
(3)結核予防啓発のためのポスター、リーフレット等の作成・配布
(4)マスメディアを通して、結核に対する結核基礎知識の普及啓発
(5)その他、結核普及啓発に関してモデル的に実施する事業
効果: 結核対する正しい知識の普及、定期健康診断の受診率の向上などにより、早期発見、早期治療が期待できる。
4.結核緊急事態宣言を受けての普及啓発
(1)
(2)

(3)
(4)
(5)
(6)
ポスター、リーフレットによる正しい知識の普及
住民健診、乳幼児のBCG、事業所健診、施設健診等定期健康診断の受診勧奨及び未受診者に対する対策
要精密検査未受診者への追跡調査
老人会等各種会合での健康教育等で結核の正しい知識の普及を図る。
結核予防週間を中心に広報紙等市町機関誌に結核啓発記事の掲載
結核予防週間記念講演会等の開催
効果: 結核に対する意識が低下している昨今、特に患者の発生が多い市町の一般住民等に結核の現状と正しい知識を普及したことにより、
(1)有症状時の早期受診
(2)住民健診等定期健康診断の受診促進、未受診者対策
が期待でき、結核患者の早期発見により集団感染等を未然に防止し結核罹患率の低下が期待できる。

神戸市

1.結核予防啓発モデル事業
日本患者同盟主催の「全国結核フォーラム」に合わせて、結核啓発事業について(財)兵庫県健康財団に委託し、全国・近畿広域圏に対しモデル的に実施した。
(1)結核予防に関する講演
(2)結核予防シンポジウム
(3)その他、結核普及啓発に関してモデル的に実施する事業
効果: 結核に対する正しい知識の普及、定期健康診断の受診率の向上などにより、早期発見・早期治療が期待できる。
2.結核予防普及・啓発の実施
(1)
(2)
(3)
結核予防・受診勧奨リーフレットの作成・自治会等による各戸配布
結核パンフレット等啓発資材の購入・配布
医師による結核健康相談の実施
効果: 結核予防についての正しい知識の普及啓発や健診日程の情報提供を行うことにより、市民の不安を解消し、受診率向上及び集団感染防止を図ることができる。

姫路市

1.市民健康展での結核予防啓発
(1)
(2)
普及啓発用ポスター、パネル掲示
啓発用ティッシュ、チラシの配布
2.姫路の「お城まつり」での結核予防啓発
(1)
(2)
テント内に啓発用チラシ、パネルの展示
啓発用ティッシュ、チラシの配布
効果: 結核に対する関心が高まっている状況の中、一般市民に対し結核の現状と正しい知識を普及することにより、健診の受診促進、早期受診が期待できる。

尼崎市

結核予防普及啓発事業
リーフレットの全戸回覧 18,000部
ポスターの掲示 1,000枚
効果: 結核に対する正しい知識の啓発に資するとともに、有症状時の早期受診及び定期健康診断の受診等を促し、もって結核患者の早期発見を図る。

奈良県

普及啓発活動推進事業
(1) 結核予防週間行事
@広報資料(ポスター・パンフレット、ポケットティッシュ)の配布
A報道機関(奈良テレビ放送)との連携(県政フラッシュ)
B該当無料健診(X線撮影 338人・健康相談277人)
C電光掲示板、磁気反転式広報板による啓発
(2) 広報資材の作成
@医療機関に対する冊子の印刷
  「施設における結核予防の手引き」
  医師会員、病院、施設等に配布
  患者指導用冊子の配布 1,340冊
A奈良県の結核 300部
B結核啓発パンフレット 10,000部
C小学校1年生用の啓発チラシ 18,000枚
D啓発ポスター 2,700枚
(3) 集会の実施
@市民集会への協力(10月5日 婦人会館)
A自治会、寮への啓発(12月13日 老人保健施設、7月2日 地区自治会員、2月17日 寮、施設職員)
効果: ・結核に対する関心の低下の防止
・早期受診の促進
・健康診断受診率、各種届の提出率の向上

和歌山県

広報啓発活動
教育委員会、地域の婦人団体、労働基準関係団体等に結核に関する情報を提供し(ポスターの掲示、パンフレットの配布等)、標語を募集した。標語の優秀作品は翌年の啓発物品に使用した。
効果: 人々が結核という言葉を身近にとらえ、関心をもつことにより結核の正しい知識を身につけることができる。

和歌山市

指定医療機関への普及啓発
指定医療機関に「結核の保健指導カード」及びパンフレットを配布した。
 配布冊数 結核の保健指導カード 350冊
        パンフレット 1,000冊
効果: ・保健指導カードを配布することにより、医師及び医療従事者が結核の現状を認識でき、さらに患者に対しても結核についての的確な療養指導ができる。
・患者自身も自分の目で結核について知ることができ、結核についての病気が十分理解でき、治療の徹底ができる。

鳥取県

広報媒体による予防啓発事業
効果: 新聞媒体を通して、不特定多数の県民の結核への関心を高めることにより、結核予防の重要性と周知徹底が図られる。

島根県

結核撲滅キャンペーン

岡山県

広報媒体によるPR活動
リーフレット等を購入し、結核予防週間を中心に市町村及び学校等関係機関に配布した。
@パンフレット 1,400部
A標語入り風船 9,000個
Bリーフレット 9,000枚
効果: ・定期健康診断の必要性が普及し、受診者の増加、有症状時の早期医療機関受診が徹底され、患者の早期発見、発病予防、重症例の発生予防が期待できる。
・健診受診者の増加、BCGの徹底等が期待でき、結核全般に関する保健所間での格差が解消する。

岡山市

1.広報媒体によるPR活動
(1) 集団健診実施前のPR
愛育委員等地域のヘルスボランティア組織に、リーフレット「結核を忘れていませんか?」(平成10年度作成済)を配布し、地域での住民健診の受診勧奨をする際に活用する(約5,000人)
(2) 結核予防週間に合わせた普及啓発
@地元紙の岡山市民版(発行部数約170,000部)に結核予防週間に合わせて普及啓発広告を掲載(結核緊急事態宣言、結核予防に関する啓発、保健所での結核無料健診のPR等)。
A結核予防週間前後に、無料健診のお知らせ等を配布(啓発ティッシュも配布)。
(3) 高齢者及び若年者にターゲットを絞った啓発(ポケットティッシュを活用した啓発)
@高齢者の新登録率が高いため、老人クラブ連合会の総会等の機会を活用して、定期健康診断・有症状時の受診勧奨等の啓発を実施。啓発ティッシュ等活用して高齢者の意識づけを行った。
A若年者への啓発の一環として、おやこクラブ(就学前乳幼児の親子の地区組織)へ啓発リーフレット「結核を忘れていませんか?」と啓発ポケットティッシュを配布し、BCG接種の早期受診、定期健康診断の受診勧奨を実施した。
効果: ・定期健康診断、有症状受診及び定期予防接種の必要性を、広報媒体により広く市民に浸透させるとともに、地域に根差した地域住民団体の協力による受診勧奨等により、結核健診、結核予防についての理解を深めることができる。
・正しい知識の普及により、結核に対する偏見が軽減され、早期受診、早期発見、接触者健診への協力が得られやすい環境づくりが期待される。
2.医師に対する普及啓発事業
病院協会会議時に結核院内感染対策強化について普及啓発実施
医師向け参考図書の配布
市内医療機関医師に岡山市の結核現状の資料及び結核予防対策の参考図書を配布し、届出の徹底と院内感染対策について啓発を行った。
効果: 結核の早期発見、蔓延防止に寄与する。
3.学部学生に対する普及啓発事業
医学部学生への特別講義及び参考図書配布
医学部学生を対象に、保健所医師を講師として、結核予防法に基づく結核対策について講義を行うとともに、講義に参加しない他学生に対しても、結核予防事業等に関する参考図書を配布し結核対策に関する啓発を実施。
効果: 結核の早期発見、蔓延防止に寄与する。

広島県

1.啓発普及活動
県民に対し結核予防知識及び結核予防意識の浸透を図った。
効果: 県民に対し結核に関する正しい知識を浸透させ「結核は過去の病気」という意識を払拭させることにより、健診受診率を向上させるとともに、結核撲滅意識を高揚させる。
2.地域住民講習会
地域等の住民に対して正しい知識の普及を図るとともに、健診の重要性を訴え、受診率の向上を図った。
効果: ・地域の実情に応じた結核対策が推進され、地域格差が是正される。
・特定の地域(集団)に対して画一的でなく柔軟に対応できるため、効率的に普及啓発が行える。

福山市

結核予防普及啓発事業
(1)
(2)
(3)
住民講演会
健康福祉まつりにおけるパンフレット配布
福祉施設等に対する啓発活動
効果: ・結核に対する正しい情報の普及により、結核の早期発見、治療につながる。
・施設等における結核集団発生の防止につながる。

呉市

普及啓発事業
生涯学習フェア及び結核予防週間行事で結核コーナーを併設し、パネル展示、リーフレット配布、健康教育の実施等により結核予防及び健康診断の重要性について普及啓発活動を実施した。
効果: 結核に対する知識の普及、予防意識の高揚を図れる。

山口県

1.結核予防対策推進モデル市町村事業
地域の婦人会、青年団、老人クラブなどを通じて、住民へ知識の啓発、健診の受診勧奨などをチラシや口コミで行い、結核予防意識を高揚させていった。
効果: ・一般住民健診受診率の向上
・予防意識の高揚
・差別、偏見の解消
2.一般地区普及啓発事業
市町村・保健所の活動するあらゆる機会、場所において、講習会等を開催して、結核に関する正しい知識の普及啓発を図った。
また、事業主に対して、健康診断実績の報告業務を周知した。
効果: 一般住民に結核を再認識させるとともに、事業主からの報告の徹底を図ることができる。

徳島県

1.普及啓発事業
県内の精神病院等で精神病患者の診療に従事する医師を対象に結核専門図書を配布した。
効果: 医療関係者に対して、結核に関する再認識等が得られるとともに、特に精神科の診療に従事する医師に対しては、結核の基礎的知識の再確認等の普及が図られることにより、精神病患者に対する結核の予防、早期発見及び院内感染予防対策の充実が図られる。
2.広報媒体による普及啓発
(1)
(2)
結核週間中に新聞、テレビ、ラジオを利用して予防思想普及啓発に関する広報を行った。
徳島駅前で懸垂幕によって結核予防の広報を行った。
効果: 結核予防知識の啓発普及を図ることにより、住民の意識が高揚され、また結核健康診断の受診率向上が図られる。
3.リーフレット配布による特定地域への重点的広報
一般住民健康診断実施期間中に、予防思想普及啓発用リーフレットを配布した。
効果: 重点地域の住民に対して結核予防の意識向上を図ることにより、特に住民健診の関心が高くなり、受診率向上に寄与する。

香川県

1.特別普及啓発事業
結核の入院患者、在宅患者及びその家族を対象に結核関係図書を配布した。
効果: 結核患者・家族の療養自覚を高め、医療中断の未然防止が図れる。
2.パネル・パンフレット等の配布事業
結核予防のパネル・パンフレット・結核予防ビデオ・結核予防ティッシュを購入し、各保健所に配布し、市町の健康まつりや定期・定期外健康診断時に展示・配布し、結核予防思想の普及啓発を図った。
3.結核予防PR広告作成
結核予防PR広告を作成し、結核予防週間中に新聞に掲載した。
効果: パネル・パンフレットの展示・配布やPR広告を行うことにより、県民に対する結核予防思想の普及啓発を図り、もって結核予防思想の高揚が図れる。
4.保健医療従事者普及啓発事業
結核医療、結核予防に対する最新知識、情報の提供を目的に結核関係図書を配布した。
 医療機関関係 380ヵ所
 保健看護関係 140ヵ所
効果: 結核医療、結核予防に対する最新知識、情報を習得することにより、結核健診精度の向上、適切な結核医療、結核予防の向上が図られる。

高松市

結核予防啓発事業
結核予防パンフレット等をしない関係機関に配布するとともに、定期、定期外健康診断時に配布し、結核予防思想の普及啓発を図った。
効果: パンフレット等の配布やPR広告を行ったことにより、市民に対する結核予防思想の普及啓発が図られたとともに、結核予防思想の高揚が図られる。

愛媛県

世界結核デー関連啓発事業
ポスターやパンフレットを県内の各市町村及び小中学校に配布し啓発を行った。
効果: 「世界結核デー」に呼応し啓発を行うことにより、普及啓発の効果を一層高めることができる。

松山市

世界結核デー関連啓発事業
懸垂幕を作成し、市内5ヵ所に掲示するとともに、啓発用パンフレットを市関係機関来所者に対し配布した。
効果: 世界結核デーに呼応して啓発することにより、普及啓発の効果を一層高めることができる。

高知県

1.結核ハイリスク者対策事業
(1)

(2)

(3)
医療機関医師に対し、結核ハイリスク者(糖尿病、ステロイド治療者等)に対する菌検査やX線検査の積極的実施を呼びかけた。
高齢者入所施設において、施設内感染防止対策に関する実態調査を実施し、高齢者及び施設職員に対し研修会を行った。
健診長期未受診者に対して、健康教育及び個別拾い健診を行った。
効果: 結核ハイリスク者に的を絞った対策を行うことにより、効果的な普及啓発を実施する。
2.啓発普及活動事業
(1)
(2)
(3)
各種研修会等の様々な機会ごとに啓発普及活動を行った。
新聞への啓発記事の掲載。
有症状時の早期受診啓発パンフレットの配布。
効果: 地域住民の結核予防の知識及び意識を深め、疾病の早期予防・早期発見の促進を図る。

高知市

啓発普及活動事業(特に集団感染事例を契機として)
(1)

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医療機関や関係機関・施設及び地域住民に対し、結核予防について啓発普及に努めた。対象者別に結核専門医による啓発普及を実施。
従来より高知県が実施している高知県患者同盟の委託事業に、高知市としても協力して実施。
結核研修などの機会に冊子の配布。
結核予防週間に合わせ、街頭で啓発用ポケットティッシュやチラシの配布を患者同盟と協力して実施。
効果: 結核についての正しい知識の普及、啓発や患者、療養者についての理解を深める。

福岡県

普及啓発事業
結核予防普及啓発のため、関係機関にポスター及びパンフレットを配布するとともに、各保健所で、独自の結核予防普及啓発の事業を計画・実施した。
また、結核集団発生の予防のためのリーフレットを作成し、関係機関に配布した。
効果: まだ、依然として「結核は過去の病気」という考え方が、一般県民のみならず医療従事者の間にも広がっており、今後、既感染率の低下により集団発生の危険も拡大する可能性がある。
従って、各種の啓発活動を推進することにより、多くの県民が結核の現状を正しく理解することによって、結核予防を推進することができる。

北九州市

1.普及啓発事業(結核予防週間キャンペーン)
市内全域の一般住民を対象に、結核の正しい知識の啓発と結核に対する意識の高揚を図るため、結核予防週間キャンペーンを実施した。
2.啓発事業
ハイリスクといわれている高齢者、及び情報が不足がちな市立学校、専修学校へパンフレットを送付し情報の提供を図った。

福岡市

結核予防のPR
(1)
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市内全戸配布の市政だよりによる広報
ポスター掲示(市営地下鉄車内、バス車内、公民館など公共施設)
パンフレット配布(各保健所イベント実施時、公民館など公共施設)
効果: ・結核に対する知識の普及
・結核健康診断の受診促進
・有症状者の受診促進

大牟田市

結核予防普及啓発事業
結核を過去の病気として捉えるのではなく、現在の大きな問題として市民が関心を持つことと、結核に対する正しい理解、予防について啓発活動を実施した。
(1)
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懸垂幕を保健所玄関横に掲示。
「広報おおむた」9月15日号・3月1日号に結核特集を掲載。
パンフレットは健康作り市民大会、各種健診、健康教室開催時に市民へ配布。
リーフレットは理容組合総会において2時間の結核講習を実施し配布。
屋外文字放送は市内中心部に設置される民間の文字放送装置を利用し、結核予防週間を含む1ヵ月間放送を実施。
効果: ・大牟田市が開催する結核健康診断及び各種健診実施時に、市民から「結核が増えているそうですね」「最近胸の写真をとっていないのできました」等の話を聞く機会が増えてきている。
・結核緊急事態宣言の発表による関心の高まりの効果も大きく、大牟田市独自の市民啓発も加え市民の結核に関する関心度が高まる。
・結核の広報は、今後もこの関心の高まりを継続させる必要があり、市民意識の中に身近な問題として定着させる必要がある。

佐賀県

1.普及啓発事業
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パンフレット配布
新聞広告
効果: 県民への結核に関する正しい知識の普及啓発や健康診断の受診及び医療機関での早期受診を促すことにより、結核予防が期待できる。新聞広告は、結核予防週間、世界結核デーに実施する。
2.事業主のための結核予防啓発事業
(1)
(2)
パンフレット配布
定期健康診断報告書の未提出事業所へのチラシ配布
効果: 結核知識の普及啓発と定期健康診断の実施率の向上

長崎県

啓発普及対策
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(5)

(6)
啓発パンフレット等作成
@リーフレット「忘れられそうなテーベ君」 100,000部作成
Aポスター「かぜの症状が長引いているときは」 2,000枚作成
Bクリアホルダー「セキやタンは結核のイエローカード」 10,000枚作成
Cリーフレット「結核 みんなで予防しよう」 1,000部作成(五島保健所)
D結核予防うちわ 1,600本作成(県南保健所)
E結核予防マグネットバー 1,000個(県北保健所)
F結核予防マグネットクリップ 700個(上五島保健所)
TVスポット、新聞広告、車内広告、町広報など、各種メディアを利用した普及啓発
各種会合等を利用した結核講演、結核予防パネル展示 延べ参加者数14,182人
街頭キャンペーン パンフレット等配布数(県立全保健所) 4,212人
のぼり、横断幕の掲揚、広報車によるPR
県立全保健所で実施
寸劇による啓発活動(委託先:長崎県食生活改善推進連絡会、18会場 参加者3,304人)
効果: ・結核予防に対する意識の高揚が期待できる。
・新登録患者発生の減少、健診受診率の向上が期待できる。

熊本県

知識の普及啓発事業
(1)

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(3)
健康まつり等における普及啓発
・チラシ、ティッシュ作成、配布
結核予防週間における活動
@新聞掲載:9月23日(木)熊本日々新聞
A新聞掲載:市町村の広報依頼(町内無線、市町村広報掲載)
B保健所における無料健診・相談:全保健所実施
C結核講演会:「結核緊急事態宣言の背景」
  講師:(財)結核予防会 青木正和氏
健康を守る婦人の会
@各支部における啓発活動
APR用のぼり旗作成
効果: ・結核意識の高揚
・住民健診の受診率アップ
・地区組織の活性化

熊本市

結核予防普及啓発事業
(1)
(2)
(3)

(4)
結核予防週間を中心に結核予防キャンペーン(街頭キャンペーン等)の実施
11年度25歳、61歳になる人に胸部健診受診勧奨のハガキを送付
20人以上の事業所に健診の勧奨と結核についてのパンフレットを送付し、健診結果の報告についてと啓発を図った。
商工会議所発行の月刊誌に健診について等のお知らせを掲載
効果: ・結核緊急事態宣言もあり、結核予防週間には、今年度初めて街頭健診を実施する。
・保健所での相談事業を含め多くの参加があり効果がある。

大分県

1.広報媒体、結核の統計、ポスターを利用した結核啓発事業
(1)
(2)
(3)
県庁舎屋上に結核予防週間の横断幕を掲示した。
結核予防週間に、啓発のための新聞広告を掲載した。
「結核の統計1999」の購入及び関係機関への配布による普及啓発
効果: 県民及び関係団体の結核予防に対する啓発効果が上がる。
2.普及啓発活動
管内の病院、施設へのビデオ配布、また住民健診要精密者、新規登録患者に対してリーフレットを配布することで結核予防、正しい知識の普及を行った。
効果: 結核に対する正しい知識を普及することで早期発見、重症化防止、及び最新治療を周知させることができる。
3.一般県民及び在県外国人に対する結核予防普及啓発活動
(1)
(2)
県内で罹患率の高い市町村を選別し、市町村を通じてリーフレットの配布を行った。
在県外国人ボランティアを通じてリーフレットを配布した。
効果: 県民及び関係団体の結核予防に対する啓発効果が期待される。
4.結核適正医療普及啓発活動
最新の結核書籍を配布することにより、結核有病期間を短縮し、再発の防止を促した。
効果: 有病率の減少、医療費の抑制、再発防止、耐性菌結核の撲滅

大分市

1.結核予防普及啓発事業
(1)
(2)
(3)


(4)
結核予防に関するリーフレット・パンフレットの配布及び保健指導
自治会単位で回覧(自治会数10,000)
結核予防標語の横断幕の設置
 設置期間:平成11年9月1日〜30日
 設置場所:市内中心部
結核予防パネルの設置
 設置場所:市庁舎・支所・保健所等
効果: 結核に対する正しい知識の普及啓発により、結核予防及び早期受診・早期発見となり、また結核患者の結核治療の中断を防ぐとともに治療効果を高め、二次感染防止効果が期待される。
2.結核予防のための健康教育
接客業関係者及び高齢者に対して結核予防に関するパンフレットを配布し、健康教育を行った。
効果: 結核についての正しい知識の普及啓発により、結核予防対策の向上につながる。

宮崎県

1.普及・啓発強化事業
結核に関して専門医師による基調講演のあと、5人のシンポジストによる意見発表を行った。
<シンポジウム5人の内訳>
 管内地域住民・医療従事者・福祉施設従事者・学校関係者・行政担当者(保健福祉関係)
2.普及啓発対策事業
(1)



(2)
県内の結核状況を盛り込んだパンフレットによるPR
「結核緊急事態宣言」にもあるように、一般住民の結核に対する意識の低下を防ぐため、宮崎市を除く県内全市町村に対し、本県の結核現状を含んだ結核予防啓発パンフレットを配布し、早期発見・早期治療の意識を持ち、積極的に結核健診の受診、地域保健活動への参加を進めた。
マスメディアによる普及啓発
住民健診実施前にマスメディア(テレビ、ラジオ)による広報を行い、結核健診の関心を高め受診率向上を図った。
効果: ・「結核は過去の病気である」という誤った認識を無くし、結核について再認識をさせ住民の結核予防思想の向上を図り、住民健診の受診の促進や有症時の早期受診時による早期発見・早期治療につなげることにより、県内の結核罹患率・有病率の低下が期待できる。
・この事業は本県の結核罹患率・有病率が全国平均以下になるまで継続して行う。
・各保健所等への問い合わせ等も増加しており、健診受診率の向上が期待できると思われる。