3月24日は世界結核デーです。 | 公益財団法人結核予防会結核研究所

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国際協力・結核国際情報センターからのお知らせ

3月24日は世界結核デーです。

3月24日は世界結核デーです。
“Unite to End TB”
結核流行の終息のために団結しよう!

3月24日は世界結核デーです。細菌学者ロベルト・コッホが1882年に結核菌の発見を発表した日にちなみ、1997年の世界保健総会で制定されたもので、世界各地で結核の啓発活動が行われます。

世界で新たに結核を発病する人は年間960万人、結核で命を落とす人は150万人と推定されています※。結核は低・中所得国を中心に、特に貧困層など社会的弱者と呼ばれている人々の中でまん延しています。また、治療が難しい多剤耐性結核やアフリカにおける結核とHIV/エイズの重複感染も課題となっています。

このような状況の中、2015年9月に国連で採択され、地球規模課題への取り組みに向けて国際社会共通の目標となった「持続可能な開発目標(SDGs)」の中では、2030年までに結核の世界的流行を終息する、という大きな目標が掲げられました。

世界結核デーの今年のテーマは、 “Unite to End TB”(結核流行の終息のために団結しよう(仮訳))。

国境のない感染症、結核の流行の終息を実現するために、世界のあらゆる関係者が一体となって取り組むことが求められています。                        

※2014年WHO推計値

2016年世界結核デー 参考URL〈英文〉(情報は随時更新されています。)
WHO  http://www.who.int/campaigns/tb-day/2016/event/en/
Stop TB Partnership   http://www.stoptb.org/events/world_tb_day/

2016/03/01