新結核用語事典


M.fortuitum症
[infections caused by M. fortuitum]

増殖速度の速い,速育菌に属するM. fortuitumによる感染症である。同じく速育菌に属するM. chelonaeとともに,罹患数は多くないが肺感染症と軟部組織の膿瘍の原因菌として報告されている。まれに角膜潰瘍を起こす。欧米からは開心術後の感染,骨髄・骨・関節への感染,頸部リンパ節炎などが報告されている。わが国では肺感染症と皮下膿瘍の報告がほぼ同数報告されている。最近M. fortuitum感染症にオフロキサシン(OFLX)が有効であることが判明した。抗結核薬には高度の耐性が認められる。治療は困難である。

のトップへ   関連するテーマの記事目録非結核性抗酸菌(症)