新結核用語事典


予防内服
[chemoprophylaxis]

結核の発病を予防する目的で,INHなどの抗結核薬を投与することをいい,化学予防ともいう。普通INHを6カ月間投与する。これによって発病は50%ないし70%抑えられ,その効果は少なくとも10年間は認められる。化学予防を受けている者は患者ではないので学業,生活などは普通どおりでよい。6カ月間は服薬を確実にするよう指導することが大切である。また成人においてもいわゆるハイリスク(腎透析・ステロイド・免疫抑制剤などの使用)に対する抗結核薬の投与は,それぞれ臨床の場で主治医の判断により個々に実施されている。


この用語解説は、日本結核病学会用語委員会により作成されたものを、結核研究所ホームページ委員会が現在の法制度にあわせて一部改変しております(平成19年4月)

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