新結核用語事典


ツベルクリン
[tuberculin]

生体の結核感染あるいはBCG感作の状態を検出するためのツベルクリン反応を惹起する抗原物質のこと。最初コッホ(Koch)により結核治療を目的として調製された。結核菌をグリセリン加ブイヨンで培養後加熱滅菌し,ろ液を濃縮したものである(旧ツベルクリン)。これは種々雑多な成分の混合物であり,引き続き抗原活性物質のみを純化抽出する努力が行われたが,サイバート(Seibert)により活性を有するタンパク(PPD)が精製され,これがその後製法の改良を受けて広くツベルクリン検査に用いられるようになった。


この用語解説は、日本結核病学会用語委員会により作成されたものを、結核研究所ホームページ委員会が現在の法制度にあわせて一部改変しております(平成19年4月)

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