新結核用語事典


塗抹検査
[direct smear examination]

喀痰その他の臨床材料を直接,載せガラスに白金耳などで塗りつけ,乾燥,熱固定して,抗酸性染色(チール・ネールゼン染色や蛍光染色)を施し,顕微鏡下で抗酸菌の存在を探す方法である。日本ではガフキー号数表にあてはめて菌の多少を表現している。塗抹検査は簡便で経済的なので,殊に発展途上国の場合,WHO専門委員会はこの方法により有症状者の中から患者を見つけることを勧めている。検出率は培養検査よりかなり劣り,排菌量の少ない喀痰では陽性率が悪く,またこの方法では染められた細菌の生死,種類を知ることはできない。

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