新結核用語事典


類上皮細胞肉芽腫
[epithelioid cell granuloma]

肉芽腫とはマクロファージ系の細胞を中心とし,他の炎症細胞も集積して形成される境界が明らかな慢性炎症病巣である。通常は生体内に長期間消化されずに存在する外来性異物に対する反応である。肉芽腫の中で類上皮細胞より形成されるものを類上皮細胞肉芽腫と呼ぶ。結核症,真菌症,サルコイドーシス,ベリリウム症などが類上皮細胞肉芽腫を形成する疾患である。その形成機序については諸説がある。結核症においては結果として菌の囲い込みに有利な形式であり,高度な生体防御機構の発動といえる。

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