新結核用語事典


リファンピシン
[rifampicin, RFP]

1957年イタリアのレペチ社が,フランスの地中海沿岸の土から分離した放線菌Streptomyces mediterraneiの培養ろ液より抽出した抗生物質リファマイシンに,さらに手を加え,スイスのチバ社と共同して1966年に誘導合成した橙赤色の半合成抗生物質。1971年8月医療基準収載。尿のほか胆汁中にも排泄され,尿,便を赤く着色する。結核菌のほかグラム陽性,陰性菌による感染症にも有効であるが,日本では結核症以外は適応症として認められていない。1日0.45g毎日ときに週2日投与。抗菌力は分裂期の菌にはINHと同等であるが,分裂休止期の菌にも作用する特性があり,短期化学療法の中核的抗結核薬とされている。副作用はアレルギー反応(発熱,発疹。間欠,大量投与で高率),胃腸障害,肝障害(一過性のことが多く,再投与可能)など。

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