新結核用語事典


未治療耐性
[initial drug resistance]

結核患者の排出する菌が治療開始前に既に特定の薬剤に対し耐性を示すこと。薬剤の変更が必要になるので臨床上重要な問題である。治療不成功などにより薬剤耐性を獲得した慢性排菌患者などからの感染によって起こる。初回治療例中の未治療耐性の割合はその国の結核治療の水準を占う重要な指標であるが,わが国のそれは,INH2.0%,RFP1.0%,SM7.0%,EB0.9%〔2004年結核化学療法研究協議会報告〕である。


この用語解説は、日本結核病学会用語委員会により作成されたものを、結核研究所ホームページ委員会が現状にあわせて一部改変しております(平成19年4月)

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