新結核用語事典


喀痰検査
[sputum examination]

結核ないし抗酸菌感染症においては,喀出痰より抗酸菌を検出することが決定的である。喀出痰以外にも喉頭粘液,気管支洗浄液さらには嚥下された喀痰を目的とした胃液,糞便なども検査材料になる。検査に供される喀痰は,確実に気道からの喀出物であれば,量や採取時間などにこだわる必要はない。採取された喀痰は同日中あるいは冷蔵しても5日以内には検査すべきである。喀痰の性状を記録したうえで,濃厚な一部分は塗抹検査に用い,残りの全喀痰は培養検査に用いる。また一部は遺伝子診断に用いる。喀痰検査は結核の確定診断と治療効果判定には欠くことのできない検査法である。


のトップへ    関連するテーマの記事目録菌検査