新結核用語事典
クオンティフェロン-3G
[QuantiFERON(QFT)-3G]

QFT-2Gの後継診断試薬であり、正式名はQuantiFERON®-TB Gold In-Tubeと呼ばれる。QFT-3Gでは刺激抗原として、QFT-2Gと同じ結核菌抗原ESAT-6とCFP-10に加え、やはり結核菌特異抗原であるTB7.7が追加されている。また、あらかじめ刺激抗原が塗布された3組の専用採血管(陰性コントロール・結核菌抗原・陽性コントロール)により採血を行い、十分撹拌後37℃の保温器に入れることにより採血後直ちに培養を開始することが可能になる。あるいは、採血後室温保存条件であれば16時間以内の培養開始でも可能とされている。また、培養後も採血管は2℃から27℃の条件で3日間保存できる。このように、QFT-3Gでは現状のQFT-2G検査過程における血液培養の段階が大幅に改善される。QFT-2GとQFT-3Gの性能比較試験の結果、QFT-3Gの特異度はQFT-2Gと同等に高く、さらにQFT-3Gの感度はQFT-2Gより高いことが示されている。


※この用語解説は結核研究所ホームページ委員会が編集したものであり、日本結核病学会用語委員会により作成されたものではありません。

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