新結核用語事典


[QuantiFERON(QFT)-2G]

結核菌群(M. tuberculosis、M. bovisおよびM. africanum)とごく一部の非結核性抗酸菌(M. kansasii、M. marinum、M. szulgai、M. flavescensおよびM. gastri)にのみ存在し、全てのBCG亜株とM aviumM. intracellulareを含む大部分の非結核性抗酸菌には存在しない抗原ESAT-6およびCFP-10を用いヘパリン採血した全血を刺激し、産生されるインターフェロン-γの量に基づき結核感染を診断する検査法。本検査の感度は89.0%、特異度は98.2%であり、BCG接種および大多数の非結核性抗酸菌感染の影響を受けないため、ツベルクリン反応検査より特異度が高い。また、QFT-2Gはツベルクリン反応検査と比べ、検査における個人の技術的な差は少なく、医療機関への再診の必要もなく、さらにブースター効果(PPD頻回投与によるツベルクリン反応の増強)を考慮する必要がない。平成17年4月14日に診断試薬として承認され、平成18年1月1日には保険収載された。正式名は、クオンティフェロン®TB-2Gであり、日本以外ではQuantiFERON®-TB Goldと呼ばれている。


※この用語解説は結核研究所ホームページ委員会が編集したものであり、日本結核病学会用語委員会により作成されたものではありません。

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