新結核用語事典


結核性胸膜炎
[tuberculous pleurisy]

初期変化群形成に伴ってツベルクリン反応陽転後間もなく発症する特発性胸膜炎,血行散布による胸膜炎および二次結核症による随伴性胸膜炎とがある。症状としては発熱,咳,胸背痛がみられる。胸水は滲出液で,タンパク濃度は3.0g/dl以上,リンパ球数が80%以上を占め,糖は60r/dl以下,ADAは50IU/l以上の高値を示すことが多い。結核菌の検出率は比較的低く25%程度である。また確診の方法としての胸膜生検では結核結節や細胞浸潤を25〜75%に認めうる。画像診断としては正面,側面,側臥位背腹方向の各X線撮影法およびCT,超音波の各種検査法がある。


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