新結核用語事典


結核腫
[tuberculoma]

小葉性乾酪巣あるいはその数個の融合したものが結合織により被包化された,径1〜数pの類円形の被包乾酪巣である。これが孤立性に存在する場合に,X線所見上腫瘍に類似しているので結核腫と呼ばれる。これは病理学的な用語ではなく,X線所見上からの用語である。一部に石灰化を認めることもある。多くの場合,周辺に小さな散布巣を認める。ときに同心円性に拡大進展,しばしば軟化崩壊し空洞へと進展する。喉頭結核の場合,喉頭後壁における腫瘍状の集合結核結節を結核腫ということもある。


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