新結核用語事典


気管・気管支結核
[tracheobronchial tuberculosis]

肺病巣から喀出された菌が,気管・気管支粘膜上皮から気管支壁に侵入し,潰瘍や肉芽を形成するもので,気管支の狭窄,末梢気管支の拡張を起こすことがある。またリンパ節の結核病変が気管支に波及,穿孔することがある。頑固な咳,痰,血痰,喘鳴,ときに呼吸困難があり,病変が声門部や喉頭に及べば嗄声や嚥下痛も起こる。X線写真で肺野に活動性病変がみられることが多いが,まったく正常のこともあるので注意を要する。気管支鏡検査で病変を確認し,同部位から結核菌を証明することで確定診断する。


のトップへ