新結核用語事典


イソニコチン酸ヒドラジド
[isonicotinicacid hydrazide,INH]

1912年合成。1952年ドイツと米国でほぼ同時に抗結核作用が発表され,同年11月医療基準に収載。抗菌力はRFPと並んで最強で,副作用に末梢神経障害(手足末端のしびれ),肝障害があるが,日本人では極めてまれである。しかも安価で,最も優秀な抗結核薬の一つ。1日0.2〜0.5gを毎日投与する。イソニコチン酸ヒドラジド・メタンスルフォン酸ナトリウム(IHMS),グルクロン酸ナトリウム・イソニコチニールヒドラゾン(INHG),ピルビン酸カルシウム・イソニアゾン(IP)などの誘導体がある。

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