電算化結核サーベイランスシステムを紹介します

 わが国では1987年1月からコンピューターをオンラインで結んだ結核サーベイランス事業が行われている。
 保健所で随時結核登録者の状況を入力し、この一部が都道府県、指定都市および厚生省に送られる。それぞれの段階で必要に応じ、あるいは定められた分析を行う。厚生省へ伝送されたデータは結核研究所に磁気テープで送付され、ここでより詳細な分析が行われている。
 このシステムは世界で最も規模が大きく、また詳しい分析が行われており、国全体、あるいは地域の結核対策の改善に大きく寄与している。

 


Updated 96/09/27