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免疫反応について学ぼう

結核感染の補助診断法

【クォンティフェロン®TB-2G検査】

6.結核感染マーカー検査

クォンティフェロン®TB-2Gの原理

細胞性免疫応答(特異的に産生されたIFN-γ量)測定法クォンティフェロン®TB-2Gは、結核感染に依って分化したエフェクター/メモリーT細胞、及び抗原提示細胞/マクロファージを含む全血を、BCGには存在しない結核菌抗原(ESAT-6/CFP-10)で刺激して、特異的に産生されたIFN-γ量に基づくOD値をELISAシステムで測定し、標準血清中のIFN-γ量の検量線を基にCellestis社で開発した解析ソフトを用いて検体中のIFN-γ量(国際単位)を決定し、臨床試験で求めたカットオフ値から結核感染診断を行う方法である。

ESAT-6/CFP-10は、結核感染のないBCG接種者のリンパ球には認識されないため、その結果はBCG接種の影響を受けない。

本検査の最も注意すべき点は、採血から結核菌抗原(ESAT-6/CFP-10)で刺激するまでの時間である。採血からの時間は、早ければ早いほど良いが、最長でも12時間以内に抗原刺激を開始しなくてはならない。やむを得ず、採血後12時間ギリギリで行う場合は、結果について十分考慮すべきである。また、血液搬送時の温度にも十分な注意(17〜27℃の範囲内で移送を行う)が必要である。

一連のELISA操作で注意すべき点は、反応温度を終始17〜27℃の範囲で行わなければ保証される結果は得られない。抗ヒトIFN-γ抗体と検体中のIFN-γの反応時間は120分で、その後の洗浄を充分行わないと正しい結果は得られない。発色反応は、直射日光を遮断して正確に30分反応させる。