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日本大震災被災地の皆様へ(第3報)

                                            2012年1月

  

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

東日本大震災被災地の支援復興には、結核専門機関として、引き続きお役にたちたいと願っております。
 大震災の際には、結核患者さんで被災された方も多くいましたが、ほとんどの場合は医療機関や他の保健所、そして患者ご本人から担当保健所に連絡があり、治療が継続されています。また、避難所において、結核を発病した方もおられましたが、適切に接触者健診が実施され、感染が拡大することはありませんでした。このように、被災地の医療担当者ならびに保健所スタッフの方々はさまざまな業務に忙殺されるなか、的確な対応をしておられ、日本の医療および保健行政の強靭さ優秀さを改めて感じております。
 なお、今後とも、仮設住宅に移られている方が多いため、生活相談の中で、引き続いて体力が落ちないよう健康教育がされ、また発病した場合に早期に発見できる仕組みを確保しておくことが大切でしょう。胸部X線検査を含む定期健診の果たす役割も重要です。
当研究所としても、今後も患者さんの早期発見、接触者健診、治療支援などに関して、定期的に、被災各県の結核担当者および関係保健所に、技術支援を続けさせていただきます。ご一緒にがんばりましょう。よろしくお願いいたします。

被災地の一日も早い復興を願ってやみません。

          公益財団法人結核予防会結核研究所 所長 石川信克

                                 

                       東日本大震災被災地の皆様へ(第1報)はこちらです。
                                      避難所における結核の発症疑いへの対応(第2報)はこちらです。


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